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「カンゴエ」で実り豊かに

 冬は樹木の根が休眠状態(土を掘り起こしても植木へのダメージが少ない状態)になるので、土壌改良・植え替え・施肥などに最適な時期。この時に肥料を与えると春の庭木の新芽や花芽の増量に繋がるのでオススメです。ちなみに、冬の寒い時期に施す肥料のことを「寒肥(かんごえ)」といいます。与える肥料は春先に向けてゆっくりと溶けだし、効果が持続する有機肥料(油かす、牛糞、鶏糞、魚粉、藁など)を使用するのがベスト。吸収されやすいように成分を調整した化学肥料は、休眠中で吸収の効率が落ち、且つ分解されるのも早いので春までもちません。また栄養成分が濃縮されているものは、休眠中の根を傷めてしまったりする可能性もあるので「寒肥」には向きません。与える肥料の種類も時期によって向き不向きがあります。

 肥料を与える時のポイントとして、植木の場合は根の先端から栄養を吸収するためなるべく根の先端付近に穴を掘ります。目安は枝先の真下ぐらいです。根が肥料に直接触れると傷んでしまうので注意しましょう。

 春が待ち遠しいですね!

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